コンピューターゲームなどの腕を競う「eスポーツ」に関し、政府が五輪での採用を見据え、研究や情報収集、医科学支援に乗り出す方向で検討に入った。
23日、複数の関係者が明らかにした。文部科学省所管の日本スポーツ振興センター(JSC)や関連団体、企業などが連携し、選手強化を後押しする。

 若年層の人気が高いeスポーツを巡っては、国際オリンピック委員会(IOC)が五輪での採用に向けた取り組みを推進しており、今年6月下旬に新設大会の決勝がシンガポールで開催される。

関係者によれば、自民党のスポーツ立国調査会のプロジェクトチーム(座長=山下貴司元法相)も近く、選手強化の支援などを盛り込んだ提言をまとめる方針で、国内でも対応が加速しそうだ。

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