批判の矛先は今季新加入の藤浪晋太郎にも向けられる。「シンタロウ・フジナミは、これまでオークランドのファンが期待したようなパフォーマンスを発揮していない。アスレティックスは昨年オフ、1年325万ドル(約4億1500万円)で彼と契約した」と言及。そのうえで、「フジナミは大きな期待を背負ってMLBにやってきたが、いまや悪夢のような契約になってしまった」と断じた。

 そして同メディアは「今季フジナミは1勝5敗、防御率12.69、WHIP2.10という成績を残している。オークランドは好投手を手に入れたと思っていたが、程遠い結果だ」と評する。阪神時代からの悪癖である制球難がメジャーの舞台でも露呈して乱調をきたし、先発から中継ぎに配置転換された日本人右腕に物足りなさを感じているようだ。

 ア・リーグ西地区で首位テキサス・レンジャーズから22ゲーム差をつけられているアスレティックス。『Sportskeeda』は「幸いなことに、まだシーズンは始まったばかりだ。フジナミには低評価を覆し、運命を好転させる時間がまだ残っている」と”火消し”として奮闘する藤浪に向けて、最後はエールを送った。

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