北海道八雲町の国道5号で都市間高速バスと食肉になる豚を積んだトラックが衝突して5人が死亡、12人が重軽傷を負った事故で、豚1頭が22日午後4時時点でも行方不明であることがわかった。トラックを運行していた「日本クリーンファーム」の親会社・日本ハムが取材に対し明らかにした。


 18日正午ごろに起きた事故時、対向車線にはみ出したトラックには食肉になる豚30頭が積まれていた。食肉処理場に向かっていたという。衝突の衝撃で何頭かは道路上に投げ出され、倒れ込んだり、逃げ出したりした。バスやトラックの乗客や運転手が病院に運ばれた後、救出活動も行われた。

 日本ハムによると、30頭のうち12頭は事故の影響で死に、17頭は生存していた。その後、食肉処理場に運ばれ、通常の手続きで処理されたという。

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