■阪神の加治屋蓮と大竹耕太郎は元ソフトバンク

「阪神で大車輪の活躍をしている投手2人は、もともとウチの選手だったんです。不甲斐ない気持ちになりますよ」とは、ソフトバンクOB。2名とは、今季46試合で1勝3敗16ホールド1セーブ、防御率2.38の加治屋蓮(31=13年ドラフト1位)と、チーム最多の9勝(1敗)を挙げ、防御率2.04の大竹耕太郎(28=17年育成ドラフト4位)だ。

 ソフトバンク時代は定位置をつかむことができず、それぞれ20年オフと22年オフに戦力外になった。それが、拾われた先の阪神で大ブレイクしたのだから、前出のOBの言い分はもっともだろう。

「2人ともソフトバンクにいた頃はチャンスをもらえなかっただけで、複数の球団がマークしていた存在でした。四軍まであるソフトバンクは宝の山ですよ」(他球団編成)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f438496441d14c84697565b124e504fb68b10bde