福島の若手魚屋「反対より風評起こさぬ活動に力を」

福島県いわき市で鮮魚店などを経営する県最大級の魚屋「おのざき」の4代目、小野崎雄一氏が産経新聞の取材に応じ、
「処理水が危険なものという主張を流すことはやめてほしい。反対活動よりも風評を起こさない活動に力を貸してほしい」と述べ、前向きな発信を訴えた。

「メディアの論調によって空気感が変わってくる。各地元紙の報道はありがたい」と述べた。

──中国政府が処理水放出の対抗措置で日本産水産物の輸入停止を打ち出した

「あきれている。もはや、この一言くらいしか出てこない」

──「X(旧ツイッター)」では科学的根拠に基づかない情報も流れている

「処理水は前向きな空気感をつくって、みんなで乗り越えていかないといけない問題だ。
誤った情報を流して、たらればで不安をあおる人たちには残念だ。『生き様を改めませんか』と問いたい。批判ばかりしていては、この国は前に進まないのではないか」

https://www.sankei.com/article/20230829-VNRSPNO3NBLWNCFAXP7ZPYICOE/