東京・池袋のホテルで昨年7月、当時18歳の女性を殺害したなどとして、殺人などの罪に問われたさいたま市の無職宮城祐太被告(38)は25日、東京地裁(安永健次裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。検察側は被告について「地下アイドル」として活動していた女性のファンだったと指摘した。

 検察側は冒頭陳述で、女性が欲しがっていた物を贈るなどして疑似的な恋愛関係を結んできたが、金銭が底を突き、関係が続けられないと考え「殺して自分だけのものにしたい」というゆがんだ支配欲から犯行に及んだとした。

 弁護側は、女性の求めに応じて貢ぎ続けたが、愛情が得られず怒りを抱いたと主張した。

 起訴状によると、昨年7月10~11日、池袋のホテルで女性の首を腕で絞めるなどし、殺害するなどしたとしている。

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