スコセッシまたもマーベルにブチギレ、「映画がああいう物と考える世代が出てくる」
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25日に掲載されたGQ誌のインタビューで、アメコミ関連のエンタメ産業に関して語ったスコセッシは、「それ(アメコミ映画)が我々の映画文化に及ぼす影響が危険なんだ。なぜかというと、『映画』をああいうものでしかないと考える世代がこれから出てくるからだ」と、アメコミ映画の人気が映画文化自体のイメージを支配してしまうことを危険視した。
続けてスコセッシは「彼らはすでに(映画はああいうものだと)思ってしまっている。だから我々はより強く反撃しなければならないんだよ。そしてその反撃は草の根レベルからのものでなければならないし、映画人たち自身から生んでいくものだ。映画界にはベニー&ジョシュア・サフディ兄弟や、クリストファー・ノーランがいる。全方面からアメコミ映画を攻撃していくんだ。諦めずにね。外に出て、みんなができることを見せていこう。改革していこう。それに対して文句を言ってほしくない。私たちは映画を救わなければならないんだからね」と、映画を救うために立ち上がる必要性と、強い意志を示した。
https://www.tvgroove.com/?p=122965 「産業的に作られたコンテンツは本当の映画ではない」
「どんな映画が作られたっていいんだよ」「シリアスである必要はない。たとえば『お熱いのがお好き』だって映画だ」と映画の無限の可能性は肯定するスコセッシ。だが彼個人としての意見は「それでも僕は、産業的に作られたコンテンツを本当の映画だとは思えない」と、映画が作られる目的に関して持論を展開。
「言いたくはないけど、あれら(アメコミ映画)は産業的なコンテンツだ。AIが作った映画みたいじゃないか。すぐれた監督たちがいることや、素晴らしい美術や特殊効果を否定する気はないけど、でもあれらの映画に何の意味があるのかな。あれらの映画が君に何を与えてくれる?何かを消費して、それを頭や身体から排除するような体験はあるとして、それ以外に何か得られるものがあるかな」と、“伝えること”を重要視するスコセッシにアメコミ映画は波長が合わないようだ。 何かを伝えられないなら、映画を撮る意味がないという信念
スコセッシはまだまだ今後の映画作りを楽しみにしている。「僕は新たなやり方を楽しみにしているんだ」「ここまで来れた。これが私の仕事。それだけなんだ。そして、もし神が許すならあと2、3本か、もしかしたらもっと、映画を作るエネルギーを奮い立たせられれば、それでいい。それが僕のできること。できなくなるまで続けるのさ」とまだまだ衰えない映画作りへの情熱を見せた。
「でも僕が言いたいのは、映画作りでは自分の頭蓋骨と内臓を引き裂いてさらけ出す必要があるということ。これまで人生を経験した時点で、自分が本当に感じて、本当に伝えるべきことが何なのかを見極めて、映画で何かを伝えなければならない。そうでないなら作る意味がないだろう。映画は何かを伝えなければならないんだよ」と、最後まで“その映画にしか伝えられないこと”に重きを置くスコセッシだった。
マーティン・スコセッシ監督の最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は10月20日から公開だ。
【動画】『キラーズ・オブ・ スコセッシといえば、2019年の「マーベル映画は映画(cinema)ではない」「テーマパークのようだ」との発言が今なお尾を引き、各所で議論を招いている。スコセッシはその後、何度か発言の真意を伝え直しており、主に映画文化の継承についてを語ったり、「工業的に生産されたコンテンツ」に抗いたいという姿勢を示したりしている。
これはマーベル映画の出演者などからも反対意見を招いていたが、ジョー・ルッソ監督もさりげない形でついに反応を示した。彼が取り上げたのが、スコセッシの娘フランチェスカのTikTokアカウントに投稿されたネタ動画。長年映画製作をしてきたと語るスコセッシが、「これまでロバート・デ・ニーロやレオナルド・ディカプリオのような“ミューズ”たちと出会ったが、私はさらなる高みを目指したい」と話すものだ。
語りかけていた相手は可愛らしいシュナウザー犬で、スコセッシは彼を「オスカー」と呼び、役者の卵に見立てながら「君は並外れているそうだね」「ぜひ一緒に仕事をしよう」と説くというもの。スコセッシは「オスカー、恐怖の表現をしてくれ」「悲しみを表現してくれ」「愛を表現してくれ」など演技をリクエストするが、オスカー君は当然何のことかわからず、きょとんとしている。最後にスコセッシが「もっと自分を引き出すんだ」と演技指導(?)をすると、オスカー君はおもむろに“伏せ”をしてみせ、スコセッシが「素晴らしい!」「役をあげよう」と大喜びする、というお茶目なネタ動画である
お分かりのように、この動画自体には件のスーパーヒーロー映画批判の要素は全くないのだが、皮肉な反応を見せたのがジョー・ルッソ監督。動画を引用する形で、「わぁ、シュナウザーを飼ってるんですね。僕もシュナウザーは好きだよ。オスカーっていう名前なんだね。可愛いですね、オスカー君」とカメラに語りかけるジョーは、自身もシュナウザーを抱いている。愛犬の名前は……「ほらほら、うちのボックスオフィス(興行収入)ちゃん」。 ノーランはどっちかというとアメコミヒーローサイドやろ MCUはドラマ視聴前提にしてから見事にオワコン化したな 言うて女と子供にウケるから大ヒット作品になるんやろ
女と子供にウケるには何より分かりやすくないと無理やん アメコミも大コケが目立つようになってきてるからそろそろ終わる >>21
長いけどテンポええからあんま気にならんで
傑作やから劇場でやってるうちに見た方がええ MCUはエンドゲーム後はドラマ多すぎるわ作品ごとに独自の展開広げ過ぎだわようわからんことになっとる ダークナイトがバットマンの映画だって教えてあげてほしい >>26
スコセッシはMCU前のアメコミはわりと評価してるが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています