【正論】津田塾大学教授「独身の更年期女性がオニババ化して若い男性を叩いてる」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
日本の昔話には、よくオニババや山姥が出てきます。
たとえば、山にひとりで住む山姥が、ときおり道に迷った小僧さんを夜中に襲う話があります。
私の子供たちが小さかったころ、夜寝る前に、昔話をよく読んであげていましたが、
「ざらんざらん、べろんべろんと小僧さんの尻をなめた」などという表現が、
子供向けの絵本に出てきて、ぎょっとしたのを覚えています。 あれは、社会の中で適切な役割を与えられない独身の更年期女性が、山に籠もるしかなくなり、
オニババとなり、ときおり「エネルギー」の行き場を求めて、若い男を襲うしかない、
という話だった、と私はとらえています。 この「エネルギー」は、性と生殖に関わるエネルギーでしょう。
女性のからだには、次の世代を準備する仕組みがあります。
ですから、それを抑えつけて使わないようにしていると、その弊害があちこちに出てくるのではないでしょうか。
三砂ちづる『オニババ化する女たち』 「別にしたくなければ結婚しなくていいよ」「仕事があれば子どもがいなくてもいいよ」
という上の世代からのメッセージは、若い女性に一見自由な選択を与えているようですが、
そこに、「女としてのからだを大切にしない」という大きな落とし穴があることに、あまり気づかれていません。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています