ローソン、ファミマが増益 セブン苦戦で明暗 8月中間決算

11日に発表したローソンは、売上高に当たる営業収益と利益がいずれも中間決算として過去最高を更新した。
販促効果や宅配サービスの強化で、客数と客単価がともに伸びた。
ファミマはPBの衣料品や食品が売れたほか、中国事業の再編に伴う特別利益を計上し、純利益は前年同期の約2倍に膨らんだ。

苦戦を強いられたセブン&アイは10日の決算発表に合わせ、不振の祖業イトーヨーカ堂を含むスーパーや外食事業などを早期に分離すると宣言した。
コンビニ事業に集中して企業価値の向上を急ぎ、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから受けた約7兆円の買収提案に対抗するためだ。